展覧会企画

京都市美術館名品展

【巡回終了】

京都市美術館は昭和8(1933)年11月に、京都の芸術の伝統と活発な制作環境を背景に、「大札記念京都美術館」として設立されました。 東京都美術館に次ぐ日本で2番目の大規模公立美術館として設立され、帝展や特別展などを開催し、京都美術界の発展に寄与してきました。多くの寄贈、購入による作品収集は、開館当初より着実に続けられ、日本画、洋画をはじめとした日本の近代美術に関する所蔵には特筆すべきものがあります。とりわけ、京都の芸術的な風土をもとに成立された豊かな内容と高い水準の作品群は、明治以降の美術の変遷とその特色を反映する重要なコレクションです。本展では、京都市美術館の収集活動の歩みを振り返るとともに、その中でも明治、大正、
昭和にかけての社会の変容や、多様化する美術の動向が鋭く感じられる名品の数々をご紹介いたします。

会場・会期

鹿児島市立美術館
2016年3月25日(金)~5月5日(木・祝)

岡崎市美術博物館
2017年4月8日(土)~5月21日(日)

奈良県立万葉文化館
2017年9月2日(土)~10月15日(日)

高松市美術館
2018年4月21日(土)~6月3日(日)