展覧会企画
くもんの子ども浮世絵コレクション
遊べる浮世絵展
江戸時代の文化を生き生きと表現した浮世絵には、役者絵や美人画だけでなく、子どもが主役といえる作品が数多く存在します。公文教育研究会では、子どもの生活を描いた「子ども絵」をはじめ、親子の情愛を描く風俗画や物語絵、子どもが鑑賞や遊びに用いる「おもちゃ絵」の浮世絵など、子ども文化資料を収集してきました。
本展では、貴重なコレクションの中から鈴木春信や喜多川歌麿、歌川広重、歌川国芳、歌川芳藤らの浮世絵をはじめ、貝合わせや双六などの遊具や絵巻、屏風など約170点を紹介します。溌剌と遊ぶ子どもの表情、睦み合う親子の姿、はたまた遊び心満載の「おもちゃ絵」など、“遊び”の要素で切り取った新鮮でユニークな浮世絵の世界をお楽しみください。
会場・会期
広島県立美術館
2018年1月5日(金)~2月12日(月)
練馬区立美術館
2019年4月28日(日)~6月9日(日)
奈良県立万葉文化館
2020年5月19日(火)~6月21日(日)
横須賀美術館
2021年11月20日(土)~12月26日(日)
関連書籍
『くもんの子ども浮世絵コレクション 遊べる浮世絵 江戸の子ども絵・おもちゃ絵大集合!』
監修・執筆:藤澤紫・加藤陽介